親しみやすいお地蔵様の仏像をお手許に
道端や路地の小さな祠などに何気なくまつられているお地蔵様は正式には地蔵菩薩といって菩薩のひとつです。
お釈迦様が入滅されて56億7千万年後に弥勒菩薩が如来になるまでの間を無仏の時代といいます。
この期間に人々の悩みや苦しみを聞いて救うためにこの世に留まったのが地蔵菩薩です。
お地蔵さまの仏像は、頭髪を剃って袈裟を着た僧侶の姿をしています。
昔は地蔵菩薩のパワーのシンボルとして「宝珠」を持つだけの姿でしたが、中世以降に人々を救うために諸国をまわるという事から錫杖を持つ姿になっていきました。
お地蔵さまのイメージとして、老僧のような姿や逆に小僧さんのような可愛らしい格好を想像される事が多いと思いますが、実際のお地蔵さまは、なかなか凛々しい面立ちのものが多く、仏像として販売されている物はむしろイケメンの部類に入るものが一般的です。
阿弥陀如来の脇侍として祀られることもありますが、日本では独尊で信仰される事のほうが多いです。